
データは、現代ビジネスにおける重要な経営資源です。
その価値を最大限に引き出し、競争優位性を確立するためには、データを的確に扱える人材が重要です。企業のDX推進やデータ活用内製化において、その根幹を担う人材の育成は、成功への重要な要素となります。
私たちは、7年前にデータ収集・分析技術を専門とする開発会社としてスタートし、現在も大手製薬、証券、不動産会社など機密性の高い情報を扱う多数の企業様とプロジェクトを継続しています。 そこで培った技術力と実践的な知見を基盤に、企業のDX推進とデータ活用内製化を支援する事業も行っています。
その主なプログラムが、毎年4、5月に提供しているWebクローリングとデータ分析(データベース連携も含む)を中心とした実践的な研修です。
データ活用人材育成と内製化支援
本支援は7年間、プログラム内容を更新しながら継続してきた実績があります。
私たちが重視するのは、単なる知識の伝達ではなく、現場で着実に成果を出せる「実践的なスキル」の習得と、貴社内でのデータ活用推進体制の構築(内製化)です。それぞれの企業の状況や担当者のレベルに合わせた伴走型の指導で、着実なスキル移管をサポートしてきました。
研修のポイント:開発実績の知見を活かした実践プログラム
現場ニーズを反映した柔軟なカリキュラム
Python, MySQLなどを活用し、Web上の情報から必要なデータを正確に、効率良く収集、整理、活用する技術の基礎を指導します。お客様の社内の状況や現場の動向も踏まえ、 毎年内容を見直し、時代に即した実践的な手法を提供しています。
本研修は、データ活用が初めての新入社員の方から、さらにスキルアップを目指すデータ分析熟練者(既存のMLOpsのフローを改善したいなど)の方まで、対象者のレベルに合わせて内容や深さを柔軟に調整することが可能です。
実践力を養うハンズオン形式(5~15名/最大40H目安)
研修は、5~15名程度の参加者を対象とし、各自がPCを操作しながら実践的に学ぶハンズオン形式です。知識のインプットだけでなく、実際に手を動かすことで理解とスキルの定着を図ります。研修時間は、最大40時間程度を目安に、お客様の状況や習得したいスキルレベルに合わせてプログラムを設計します。(時間や人数については、ご要望に応じて調整可能です)
教科書にはない「生きた知識」と実践的課題解決力
理論学習に留まらず、私たちが経験した事例などを題材とした演習を通じて、実践的な課題解決能力を養います。さらに、単に技術を解説するだけでなく、実務で使われる技術選定のポイントや、教科書的ではない現場での成功・失敗例も共有します。
加えて、直面する課題やデータの特性、目的に応じて、どのような手法でデータを取得・分析するのが効果的か、その『状況に合わせた適切なアプローチ』を判断し、実践する力も、具体的なケーススタディを用いたハンズオン形式で養います。状況に応じてより良い解決策を自ら導き出せる、実践的な課題解決力が身につきます。
安全なデータ活用に必要なコンプライアンス意識
データ活用の推進には、コンプライアンスへの意識が重要です。著作権法、個人情報保護法などの法的側面や倫理的配慮についても時間を割いて解説し、安全で責任あるデータ活用を実践できる人材の育成を重視しています。
研修のゴール:スキル習得と内製化の推進
本研修のゴールは、単に技術を習得することではありません。
参加された方が、データをビジネス価値に変えるための「思考力」と「実践力」、開発経験に基づいた「現場の知見」、そして「状況に応じた課題解決力」を総合的に身につけることを目指します。
これにより、貴社内でのデータ活用が促進され、自社でDXを推進できる体制(内製化)の実現をサポートします。
DX推進と内製化を支援するパートナーとして
株式会社butinukiは、開発会社としての技術力と教育分野での経験を基に、DX推進と内製化を支援するパートナーとして、人材育成を通じてお客様のビジネス発展をサポートします。
継続的な研修プログラムのご提供はもちろん、「新任担当者への導入研修」「特定の技術要素に関する集中指導」といったスポットでのご依頼も多く承っております。 データ活用やDX人材育成に関する課題やご相談など、どうぞお気軽にお問い合わせください。