サービス、商品のレビューデータはWeb上の至るところに存在します。ポータルサイトのみならずSNS、youtube、口コミサイト、書き手の感情、示唆を含んだテキストを見ることも多いでしょう。それらのデータは様々な業界/職種で活用できます。マーケティングだけではなく、コンサルタントがお客様にご提示する資料のデータとしてレビューデータを取得したい、という要望をButinukiDataでは受けています。今回はButinukiDataクローリング、スクレイピング代行の事例の中から、コンサルタントが活用できるレビューデータ取得事例をご紹介します。
口コミデータを利用して、自社だけではなく他社の強み・弱みも知ることで効果的な改善策を打ち出したい、という事例をご紹介します。
ポータルサイトのレビューデータ
レビューを取得できるサイトはたくさんありますが、特に、ポータルサイトにはデータが充実しています。
例えば、美容系店舗のレビューが見れるHotpepper Beautyでは、複数店舗のレビューだけではなく、その店舗情報やメニューの価格などもわかるため、どんな店舗がどんなレビューなのかをまとめることができます。
レビューデータで有用な資料を
スクレイピングで取得したデータは、分析をすることで価値を高め、コンサルティングに役立つ資料へとなるでしょう。
データが多ければ多いほど、分析精度は正確になるため、ポータルサイトはレビューデータ取得をするには適したWebサイトといえるでしょう。
さらに別のポータルサイトや情報のリソースを追加し、そこで得た結果を用いることで、コンサルティング資料は視覚的にも充実し、お客様を納得させられる資料を作ることができます。
口コミデータを分析①
口コミデータから、点数による評価と、文章による評価、ユーザーの年齢や性別、またそれぞれの口コミはどのプランをどの時期に利用したのかがわかります。これらのデータを取得し分析すると、単に点数による良し悪しだけではなく、口コミ内容によるポジネガを点数化したり、ターゲットとなっている顧客の情報を可視化することができます。
これで、自社製品、サービスの強み・弱みはもちろん競合の強み・弱みも知ることができるため、伸ばせる強みや克服できる点を出すだけではなく、競合の強みや弱みからヒントを得て具体的な他社との差別化対策を打ち出すことができます。
口コミデータを分析②
口コミに頻出する「特徴語分析」、【値段 – 高い】【操作性 – 良い】などのかかり受けを見つけだす「かかり受け頻度分析」、特徴語と共に出現している単語を抽出する「共起語分析」、口コミやレビューの評価と売上、クレーム件数に相関があるのかを「統計分析」することができました。
そこから、人間の勘だけではなく、データによる商品の評価、特徴、顧客による潜在的な期待がわかり、より具体的な改善方針を立てることができます。
マーケティングのヒントは大容量のデータから
商品、サービスは直接ユーザーと関わったときの感覚や経験が重視されます。インターネットが普及し、ユーザーの気持ちが大量のデータとなってWebサイト上に蓄積されたことで新たな改善案やマーケティング施策を打ち出すことができます。アンケートなどの紙媒体よりも簡単に得られる貴重なデータを利用することで、効率よくより良い施策を打つことができるでしょう。
口コミ、レビューの分析を行いたい場合には是非ご相談ください。