物件や土地の価値は変動し続けます。不動産業界では情報を随時把握しておく必要があります。しかし物件情報の更新頻度は早く量が膨大であるため通常の業務と並行し、手作業でのリサーチが困難であり、情報のデータ収集を自動化したい、という声をよく頂きます。今回はButinukiDataのクローリング、スクレイピング代行の不動産業界における事例から、「検索条件ごとに不動産情報を収集して価値を分析し、適正価格を査定できるようにしたい」という不動産管理企業を例にご紹介します。
不動産検索サイトのデータ
私たちが一般的に見ることができる「REINS」「Suumo」「Century21」「HOMES」などの不動産検索サイトにはたくさんの不動産データが集まっています。これらのWebサイトは地域、間取りなど細かな条件を絞った物件データを抽出することができるため、取得時からある程度まとまったデータとして扱うことができます。
ButinukiDataで物件情報を取得
ButinukiDataクローリング、スクレイピング代行で、条件で絞り込みをした後のデータを一括で取得します。例えば、HOMESで「東京都心・1LDK・駅徒歩10分以内」の中古マンションは1395件ありますが検索結果に表示された物件情報を手動で収集すると、次のページに表示される情報を辿るために何度もクリックしなければいない等、多くの問題点があります。
この問題をButinukiDataで解決することができ、同様に他のエリアでも検索条件を指定しすべての価格を取得することで地域、条件ごとに新築、中古マンション、土地の平均価格を知り、比較することができます。
不動産データを可視化
検索した条件をもとに取得したデータは弊社独自のシステムで可視化することができます。
一時的なデータだけでなく定期的に取得が出来るので、長期的にデータを取得しデータを分析することができ、時間軸を設けて不動産情報の推移を見ることが可能です。
変動したときにはアラートを
土地や不動産の価格は変動します。常にWebサイトを監視しておくことで、変動した物件や土地があったときに担当者に連絡をすることができます。